●皆様ご無沙汰しております。いい旅裏方スタッフのマサーシです。実はまた、このエッセイですが、前回に引き続き締切直前に書いております。言い訳させて下さい! 今回はギリギリまでネタがないか探していたら、人生初の経験ができたものですから、その話を書いてみますね。
●ぼくの地元は東北海道の基幹都市、釧路市です。まだ親もしっかり生活しており、年に2回ぐらいは帰省もしていますが、ちょっとした事情があり、つい先日、釧路市へ日帰りをしたのです! しかも、車で!我が愛車は一昔前のスポーツタイプの車両ですので、足回りは非常に固くて、路面をグリップしてくれますが、反面、非常に段差にも敏感で乗り心地は良くありません。
●今回の釧路への帰省は行きはひたすら下道でした。340キロもあるんですね、釧路まで。安全運転だったので6時間もかかりました。用事を足し終わり、実家に顔を出してから札幌へと帰ります。だって、たった一日しかない休みで、次の日は会社員の宿命である勤務日なんですもの。さて、帰り道。どうしようか。
●以前、メルマガか何かで、初めてナビを使ってドライブしたら、味気なさと合理的な感じが同居して、結局つまらぬ旅だった話を書いた記憶がありますが、今回は行きはナビを使いませんでしたので、帰りはナビを立ち上げてやろう!と思い、せっかくなので、経由地をしっかり入力して、札幌に帰ることにします。
●さてどこにするか。帯広の街中にある温泉銭湯にしよう! 今は大変便利な世の中なので、Googleで適当にキーワードを入れて検索、調べていくうちに一番心が惹かれたのは…帯広の住宅街にある白樺温泉を経由地にしました。何がポイントだったかといえばアルカリ性のモール泉が湯舟だけではなくシャワーからもそのまま出ているっていうのがポイントでしたね! もしかしたら以前、いい旅でも紹介されていたかも…、なんてことを考え、ひたすら白樺温泉へと向かいました。ここまでの道中、正直、スマホのナビが便利で便利で!
●惰性で走ってるうちにスッと経由地の白樺温泉に着きました。見た目が普通の銭湯、しかし、いい旅には載っていなかったかもしれない思いが強くなります。だって、正面にデン!!と券売機、プラス、無愛想な受付の人って組み合わせなんですもの! ま、湯が良ければそれで全然OK!と合理的に割り切り入りました。
●お! 中は清潔だし、混みすぎてもいない。そしてとりあえず、かけ湯代わりにシャワーを浴びれば…、源泉です!! シャワーを浴びるだけでお肌がツルツルになりました! 湯の温度もまた丁度良くて、インチキ臭い露天風呂もなく、内湯がシンプルにあって…。いや、サウナもあるので、やっぱいい旅では紹介してないかな? とはいえ予想よりも安くて、さらには23時まで開いているので、また今度来たくなったのは間違いありません。温泉でリフレッシュしたので、帰りは少しでも早く、経済的に帰りたくなったので、部分的に高速を使うことにしました。
●時々ぼくが使うパターンですが、清水インターから夕張インターまでだと、普通車で2000円ちょい。ETCだともう少しお得なんでしょうかね? ですが、夜も遅くなっていて周囲の人たちの帰省本能が騒いだのか、結構みんなかっ飛ばすんですよね。正直、自分は丁寧にまったり高速に乗って、BOOWYの「ハイウェイに乗る前に」を聴きながら帰っていたので、周囲のペースがセカセカしていて、だいぶ疲れてしまいました。で、問題はナビです。自宅は登録されているので、後は高速使用ルートか下道ルートか大まかに決めなくてはいけなくて、高速に乗る直前に、高速使用ルートモードにナビを変えていたのですが、夕張で高速を降りたら、しれっと逆方向を案内してくださって!要は、降りて逆側に向かわせて、再度高速を使わせるように、ナビゲートしやがる訳なんですよね。で、自分も疲れもあったので、そのまま逆方向に行ってしまって、モヤモヤイライラしてしまいました。ダメだナビは!
●でも、発見もあって、行きは340キロだったんですが、釧路から阿寒インターに入り、本別で降りて白樺温泉に行き、そして清水→夕張、少しの迂回を含めても、300キロ少ししか距離がなかったんです。峠道をひたすら上り下りするより、真っ直ぐな高速だと距離が短縮されているのかもしれませんね。結局、行きは7:20頃に自宅を出て、13:15頃には釧路に到着、帰りは、16:40頃釧路を出て、19:00には白樺温泉に到着して19:45頃に出発、22:30には自宅近くの洗車場にいたので、地味に疲れたけど、釧路って日帰りができることが判明したのはとっても良かったのではないでしょうか。例えばこれから、厚岸の牡蠣まつりあたりを、日帰り弾丸ツアーで行って、しっかりどこか温泉に入って帰る、っていうのは、魅力的じゃないですかね?もし実践するなら、安全運転するのと、次の日は労働をしないことを、強くオススメ致します!長い文章にお付き合いいただきまして、ありがとうございました。次回は初回からさらに開拓した食べ放題レポートの予定ですのでお楽しみに! ではまたお会いしましょう!
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