●こんにちは。最近1日1話ペースでNetflixのドラマ「ストレンジャーシングス」を見ているchisaです。少年少女に超能力、悪い組織に怪物と好きなものだらけで嬉しい。一気に見たくなるけれど、ちょっとずつの楽しみにしています。あとは今週見たのはロドリゲス監督のSFアクション「アリータ:バトル・エンジェル」と、刃物が仕掛けられたウォータースライダー!!の「アクアスラッシュ」、ギャングに拾われるロボットの「チャッピー」と、今回紹介するストリートギャングVSエイリアンの「アタック・ザ・ブロック」です。勢いでDVDをまとめ借りしちゃいました。これから見るのはマチューアマルリック主演の「シンク・オア・スイム」。公開時に映画館で観ようと思っていたけどタイミングを逃していたので楽しみです💛
●「アタック・ザ・ブロック」は日本での公開は2012年で、監督はこれが監督1作目のジョー・コーニッシュ。製作総指揮のひとりは「ホットファズ」「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ベイビー・ドライバー」の監督、エドガー・ライトです。
●舞台はロンドンの公共団地。新人看護師のサムを不良少年たちが取り囲み、貴重品を巻き上げています。すると、空から光る物体(隕石?)が降ってきて道端の高級車に激突。ラッキーとばかりに高級車を漁っていると中から猿のような謎の生物がものすごい勢いで飛び出してきます。怒った彼らは自転車で追いまわし、リーダー格の少年モーゼスが爆竹で殺してしまいます。
●意気揚々と謎のエイリアンの死骸を引きずり「クレイトン団地」へ帰る少年たち。FBIに通報するか、それともMIBか!と盛り上がりながら、最上階に住む麻薬の売人ロンの温室で死骸の保管を頼んだり、モーゼスがギャングのボスに販売用のコカインを押し付けられたりしていると、窓の外では次々と地面に直下する大量の流れ星が。
●ポケモンだ! エイリアンの侵略だ! おれたちが倒すんだ! とウキウキしながら武器を手に流れ星の着地点に駆け付けた彼らが見たものは……!!
●テーマは「エイリアンからおれたちの団地を守れ!」。地球でもなく人類でもなく、団地を守れ!なのが好き。ギャングのボスからも「この団地はおれのものだ!」というセリフが出てきてほほえましいです。武器を取りに自宅に戻ると、家族から「悪さはダメよ」「犬の散歩に行って来て」と言われ、くっついてくる弟たち(これがまたかわいい)を「ナルトでも見てろ!」と振り切り、スクーターと自転車で爆走する様もまたかわいらしい。エイリアンの外見も真っ黒でモジャモジャしたゴリラみたいなシルエットに青く光る牙なのがかわいい。スケート靴で殴られてやられちゃったりするけど、ライトながらも不意打ちで残酷なシーンもあってどきっとします。
●不良少年のリーダー、モーゼスも良いです。見ている時は気付かなかったけど、「スターウオーズ/フォースの覚醒」のフィン役の子でした。物静か故に只者ではない感じと、ふと子供の表情になった時の落差が魅力的。ギャングのリーダーから「おれの部下になれ」とコカインを渡される場面なんて、平静を装いながらも不安そうな、もう後戻りはできない、っていう表情がもういたいけで、思わず「ダメー!」って言っちゃいました。後は印象的だったのは麻薬の売人兼、温室の管理人の「ロン」を演じたニック・フロスト。「ショーン・オブ・ザ・デッド」や「宇宙人ポール」「ホット・ファズ」でとぼけたデブくんを演じた彼は、今回もダメだけれど憎めない大人っぷりが素敵でした💛
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