006:馬るこ師匠が末廣亭の中席主任なんですと。見たいよー!!

鈴々舎馬るこ師匠といえば、去年の3月、第3回かっぱ寄席に出演してくれて、得意の古典改作で定山渓を笑いの渦に巻き込んだ爆笑噺家なんだけど、みんなわかるかな?
今年の3月には札幌と旭川でも独演会を開催して、北海道での知名度も少しずつ上がってきている段階だけど、笑点に出演するなど東京では引っ張りだこの大人気噺家でありまして、この7月には末廣亭(新宿にある常設寄席)の中席(一か月を上・中・下と10日ずつ三つにわけているうちの中席なので、11日~20日のこと)の夜の部(寄席は「昼の部」と「夜の部」の二部制で、それぞれ番組が全く違うのだよ)の主任(一番最後に登場する、客の入りを左右する実力者のこと)を務めちゃうのでありますよ。素晴らしい!!
ちなみに同じ7月中席夜の部の主任の顔ぶれを見ると、上野の鈴本喬太郎池袋演芸場一之輔なので、人気と実力のほどがわかるでしょ。
3月の旭川公演のあと、一緒にロッジ・ヌタプカウシペに温泉に入りに行った帰り、あざらしの車の中にスマホを忘れちゃったらしくて、そんなこと知らないおいらは札幌に帰りかけていたんだけど、なんとか連絡がついて、旭川空港から飛び立つ寸前にスマホを手渡せたというプチ事件があったんだけど、大きい体を小さくして恐縮していた姿がめんこかったなぁ。愛すべき青年だと感じた次第。
さて、そんな馬るこ主任の夜の部、ほかにどんな顔ぶれが登場するかというと、「いだてん」で松尾スズキらに噺の稽古をつけている古今亭菊之丞をはじめ、「露出さん」などの創作落語がたまらなく面白くて、第4回かっぱ寄席があったら是非お願いしようと考えていた春風亭百栄、三遊亭天どん、漫才のホームラン、マジックのダーク広和ほか。で、トリが鈴々舎馬るこ。見たいよー!! というわけで、見たくても見に行けないあざらしのかわりに行けるあんたに吉報。下のフライヤーの画像をコピーしてスマホで見せると、3000円の入場料が2500円の割引料金になるとのことであります。馬るこ師匠は10日間、一日も代演なしで務めるということなので、内地組のみんな、応援よろしくたのむぜ!!