009:落合駅付近の台風被害〈根室本線〉33秒

根室本線の不通区間(バス代行区間)の駅はとても悲しい。根室本線は各駅停車の普通列車運行路線としては日本最長だったのに、日高本線同様、豪雨被害のあとの復旧作業が全くされないまま単独維持困難区間として歴史から葬られようとしている。夕張線札沼線のようにラストランをすることもできないまま終わってしまうなんて悲しすぎるでしょ。
「橋を直すのに1億円もかかるって言われたら、あきらめるしかないべさ。今のJR北海道にそんなお金ないんだから」と地元のおっちゃんは言うけど、そのJR北海道は北海道新幹線を5分短縮させるためだけに使う新たな防音対策費として120億円を国からの補助なしで単独で捻出したばかりだ。120億円あったら橋をいくつ直せるんだろ。橋を直すよりも5分短縮が大事か? そんな当たり前のこともわからない、新幹線が札幌延伸したら黒字になると思い込んでいる思考停止バカばかりだからダメなんだよ、JR北海道も北海道知事も。という当たり前の声を報じることができない北海道のマスコミも思考停止中。終わってるね。
そうそう。落合駅前の商店はもう閉店していました。向かいのベンダーショップ兼弁当屋も閉店して久しい風情。駅前ってなんなんだろうね。