057:鳥肌が立っちゃったよ

見てくれたかな。ビッグコミックオリジナルの7/20号。本当にこんなことになるなんてわからずに書いたんだ。ジョージ秋山に憧れていた少年時代の話と、年に2度のペースでビッグコミックオリジナルにエッセイを書かせてもらえるようになって、ジョージ秋山の「はぐれ雲」と同じ本に自分の文章が載るようになったことが、どれほど嬉しかったかと、もう二度とそれが叶わないことを。
ところが、叶っちゃったのさ。なんと、掲載号が、ジョージ秋山追悼特集を組んでいて、「はぐれ雲」の過去の傑作が掲載されたのだよ。つまり、二度と叶わないはずの奇跡が起きちゃった、という話なのです。
追悼企画のもうひとつが、本宮ひろしやちばてつや、永井豪といった漫画家たちからの追悼イラストなんだけど、多くの漫画家が、デロリンマンやはぐれ雲、アシュラなどを描いている中で、たった一人、吉田戦車が「花のよたろう」を描いていたのもうれしかったなぁ。エッセイの中で、一番の思い出の漫画としてあげた作品なんだ。
あと、「ほらふきドンドン」を描いた村上もとかと、「恋子の毎日」を描いた西さんもめちゃめちゃセンスがいいと思った。うん。いい追悼特集だよ。永久保存版にしたくなる号に執筆できたこと、モノカキの端くれとして鳥肌が立っちゃった、という話でした。
今回も最後にとっておきの動画を一本。鉄道動画撮影用にGoProを買ったので、試しに庭に置いて回しっぱなしにしてみたら、スズメが可愛かったので、スズメファンにはたまらない動画であります。1分10秒、癒されておくれよ。アデュー、アデュー。