009:いっぱい来たもんね♪

ぶぶまる●前回、誰もくれないって嘆いていたけど、今回はどうなのさ。
あざらし●へへへ。載せきれないぐらいいっぱい来たよ。
ぶぶまる●どうせ、しょうもないのばっかりでしょ。
あざらし●そういうこと言うから、おまえはバカブタなんだよ。まずは1通目、西区のホドリさん(43歳)から。
「温泉宿で戸惑うことがあります。たまーにですが、部屋の窓にカーテンがないのです。朝日と共に起きよう!というコンセプトなのかもしれませんが、夜も外灯が眩しくて寝られないことがしばしば。しかも「良い宿=カーテン無し」という現象が多く、文句も言いにくいです。旅館や民宿にカーテンがないのは普通のことなのでしょうか? それと飲泉可の温泉で飲泉場所やコップが無い場合は、注ぎ口から手ですくって飲むのが正しいスタイルなのでしょうか。熱くて触れることすらできないんですけど……。全然関係ありませんが、先週夫が虫垂炎になり手術をしました。剃毛でつるっつるに!?と期待して傷口を見ると、ヘソ・陰部の2ヶ所だけがちょちよっと剃られているだけでした。昔と違って腹腔鏡手術だと、部分剃りで済むのですね!傷が癒える温泉に早く行きたいです~」
ぶぶまる●ほら、しょうもない。
あざらし●しょうもなくないでしょ。素晴らしい投書だよ。
ぶぶまる●どこが?
あざらし●まず、カーテンなし問題。おまえなんか夜の仕事が長かったから、昼間でもカーテン閉めたりしてるんだろ。
ぶぶまる●閉めてない!! ぼくのこと、何も知らないくせに!!
あざらし●知ってるよ。昼でも閉めてるでしょ。湯ノ岱荘なんてカーテンがないだけじゃなくて、曇りガラスもなかったから、光が入るのはもちろん、外から丸見えだったので、ほかの宿では曇りガラスがある分だけマシと思うべし。
ぶぶまる●飲泉問題は?
あざらし●おまえと同じで、やたらと飲みたがる人がいるけど、せっかくの源泉も口から飲んだら、唾液や胃液やいろんな液体で効果が薄まっていくだけなんだから、源泉のスペックをそのまま楽しみたいなら、皮膚から吸収するのが一番なの。口からだと毒除けのセキュリティにどんどんひっかかるので、あまり意味がないってこと。つまり、温泉のことをよく理解していない人ほど飲泉したがるけど、熱い思いをしてまでやる価値はないの。
ぶぶまる●もうわかったから次の投書を読みなよ。
あざらし●質問してきて面倒臭そうに言うな。次は西区の一幸さん(43歳)から。
「あー、温泉に行きたい。もうね、正しくなくても良いから、とりあえず温泉的なものでも良いから入りたい。ただし、この前、家にあった”湧〇荘のお湯”を謳った入浴剤は勘弁。すんごい青いの。5月頃から体調を崩し、先だって7月の中旬にお腹を手術をしたのです。やっと退院したと思ったら、術後って、一定期間諸々のことを制限されるのですね。はぁ~、いったいいつになることやら、笑顔で温泉に浸かることができるのは。とは言え、滅入ってばかりいてもつまらんので、晩夏を目標に復帰戦をどこにするかと、ぼんやり考えてみました。近場で500マイルからのオロフレ? ずっと気になっている十勝川温泉の富士ホテルもいいなぁ~。大好きな大舩の下の湯も捨てがたい。残暑が厳しければ、ポン湯のさっぱりしたお湯も最高~。なんて感じで。なにはともあれ、温泉巡りをするにも、何をするにも、やはり健康が一番大事ですね。健康の有難みを、ひしひしと感じるに至る夏となりそうです」
ぶぶまる●富士ホテル、また行きたいよ!! 連れて行って!!
あざらし●あそこは家族風呂もあるし、飯はひと手間かけてあって最高に美味いし、超お薦めだね。
ぶぶまる●それなのに、せっかく撮影した写真、全部なくしちゃって、いい旅に載せられなかったんでしょ。
あざらし●間違って消しちゃったみたい。デジタルって怖いね。あと、下の湯、行くんなら、早くした方がいいと思うよ。
ぶぶまる●どうして?
あざらし●ほら、老朽化が激しくなってきたから、いろいろとね。
ぶぶまる●何か知ってるんなら、ちゃんと教えなよ。
あざらし●何も知らんよ、ぼくちゃんは。ぴーぴーぴー。
ぶぶまる●吹けもしない口笛を吹いてるし、怪しいなぁ。
あざらし●次は西区のマッキーちゃん(34歳)。
「はじめまして。あざらしさんの大ファンのマッキーです。火曜日のHBCラジオ、楽しみにして、欠かさず聴いています。先日、幌加温泉の鹿の谷に行ってきました。旦那と2人でいったのですが、混浴露天風呂にいくためには、まず男風呂を通過しなければ辿りつけないんですね。地元のおじちゃんにペコペコしながら、男風呂通過しました。そしていよいよ露天風呂。混浴デビューしました。初めは私と旦那だけだったので、気を使う必要もなく、浸かっていたのですが、しばらくしたら、男性2人が露天風呂に来たんですよ。しかも、若干若めの男性が。混浴デビューしたばかりのわたしは急に緊張してしまい、バスタオルで体をくるんで、旦那とともに風呂からあがりましたー。帰りの車内で、旦那から一言。「露天風呂で、乳首見えてたわ」。たいへん恥ずかしかったです。申し訳ない気持ちでした」
ぶぶまる●また西区の人だよ。西区の人しか見てくれてないのかな。だいたい、これ、実在の投書? あざらしくんのファンなんて本当にいるのかなぁ?
あざらし●ちゃんと実在の投書だよ、疑い深いやっちゃなぁ。
ぶぶまる●この内容だったら、エゾモモンガ通信のコーナーに送った方がよかったんじゃないの?
あざらし●おいらが一番感動したのは、最後の「申し訳ない気持ちでした」ってとこだね。
ぶぶまる●どこが感動するのさ?
あざらし●おまえには一生わからないよ。次は神奈川県のつとさん(44歳)から。
「北海道はかなりの回数行っていますが、今回は結婚するまで封印していた銀婚湯に念願叶って奥さんと行ってきました。ちょうど蛍の時期だったため、敷地内の小川で蛍を鑑賞。幻想的な眩い光にウットリし、翌朝はチェックアウト前に吊り橋を渡ってどんぐりの湯と、トチニの湯を満喫しました。ぜひともまた行きたい!」
ぶぶまる●銀婚湯のホタル、すごいよね。ぼくもあれは感動しちゃったよ。
あざらし●足が地面から離れて宇宙遊泳しているみたいな不思議な感覚だったね。
ぶぶまる●また見たいなぁ。
あざらし●来年の7月まで見れないよ。
ぶぶまる●ぶーっ。
あざらし●続いても神奈川県のつとさん(44歳)。
「つとさんです。連続で投稿します。銀婚湯から新千歳空港に向かう際、北海道上陸が初めての妻が「北海道に来たんだから、かに料理が食べたい」というので、長万部なら食べられるだろうと行ってみたところ、かにめしのお店はあるものの、かに料理のお店が1軒もないことにびっくり。民宿500マイルのある虎杖浜ならあるだろうと思ってこちらにも行ってみたが、やっているのは1軒だけで、しかも当日は団体客が入ったため手が回らずに寿司や刺身は提供できないとのことで、結局食べられずに終わってしまい、本人はすごく残念がっていました。数年ぶりに北海道へ来ましたが、登別のホテルとか、函館や札幌に行かないとかに料理は食べられないという事実にびっくりしました」
ぶぶまる●この人、本当にいい旅読者なのかな。かに太郎があるのにね。
あざらし●北海道で一番かにが美味しい店に立ち寄らないなんて、もったいないなぁ。続いては愛知県の典子さん(61歳)から。
「書き込みできるなんて幸せです。更新のペースは不定期でもかまいません。定期更新と不定期更新で使い分ける事も有りだと思います」
ぶぶまる●書き込みができるのが幸せな割にはたいしたことない書き込みだね( ^ω^ )。
あざらし●そういうことを言うんじゃないの!! ありがたいよ、こうして書き込んでくれるなんて。ぶぶまるのバカは気にしないで、これからも書き込んでくださいね!! 続いては西区のホドリさん(43歳)から。
「先日予告しておりました大人の修学旅行ですが、行ってきました!道南へ★ 友達と3人で函館市内の観光名所を巡り、海鮮丼を食し、函館山からの夜景を堪能したあとは湯の川温泉の大黒屋旅館へ。あまり期待していなかった大黒屋ですが、館内は古いけれど掃除が行き届いており、共用トイレも綺麗で使い勝手が良く、おもてなしの心をじんわりと感じられる宿でした。温泉のあつーいお湯も、浸っていると肌に馴染んでくるような柔らかさを感じ、ついつい長湯してしまいました。翌日は美味しい朝食を食べ、お土産用に購入した「ハゲます水」を片手に函館駅へ行き、2日目宿泊のひろめ荘の送迎車に乗り、宿へ到着してからはひたすらゴロゴロ、温泉、ゴロゴロ・・・。白濁した硫黄泉の美しさに感動し、重曹泉露天風呂では互いの裸体を見ながら「来年の目標は2キロ痩せること」などと言いつつ、夕飯時には味つけのよいおかずとツヤツヤな白飯をバクバクと喰らいました。楽しかったのは勿論のこと、友人たちが「正しい温泉」というものに興味を持ちつつあることに喜びを感じました。さて、来年はどこにしよう。。妄想ウキウキが止まりません!」
ぶぶまる●また同じ人だ。紹介するのはひとり1通までにしたら?
あざらし●いいでしょ。面白かったら何通でも紹介するよ。
ぶぶまる●大黒屋、ぼくもまた行きたいな。つうか、あざらしくんがすごくいいって紹介した温泉なのに「期待していなかった」って書いてあるよ。あざらしくんも信用されてないね。ぶひひ。
あざらし●そういうものさ。逆に一回も紹介したことがないか、もう20年以上紹介したことがない薬師温泉とか新見本館とかを「あざらしさんが絶賛していた薬師温泉も新見本館もなくなりましたね」とか書いてくる人もいるからね。
ぶぶまる●ところで、いい旅17は作りはじめてるの?
あざらし●まだ1文字も書いてないよ。
ぶぶまる●やる気出せよ!!
あざらし●おまえに言われたら、よけいやる気が失せるなぁ。
ぶぶまる●じゃあ、作るな!!
あざらし●うん。
ぶぶまる●この、ひねくれ者にみんなからも何か書いてね。待ってまーす!!