010:お知恵を拝借できればと思います

ぶぶまる●今回もいっぱい来てるみたいだね。
あざらし●うん。NewFaceもいるので、早速紹介するね。まずは京都府のキモい先生(39歳)から。
「はじめまして。新十津川駅で北海道いい旅研究室を偶然手に取り、あざらしさんのご活躍を知りました。感性や着眼点がツボにきました。駅前食堂。個人商店。廃駅の証言。どれも最高! ぼくもご年配の方のお話を聞くのが大好きで、ブログで旅行記を書いたこともあるのですが、もはやそれでは飽き足らず、旅や昔話の記録を公刊したいと考えています(浦幌町立博物館の学芸員さんが「記録に残せ」と)。今後どういうアプローチで進めればいいか、お知恵を拝借できればと思います。当方は京都在住。お盆に深川へ滞在。札沼線と留萌線沿線を巡る予定です。廃線後の夕張にも立ち寄ります」
ぶぶまる●まず、ペンネームがダメだね。キモい先生ってのがキモい!!
あざらし●貴重な新しい読者なんだから、いきなり辛口で斬りこまなくてもいいだろ。
ぶぶまる●あと、(浦幌町立博物館の学芸員さんが「記録に残せ」と)って部分、要らないでしょ。誰かの言葉を借りないと自分の考えをアピールできないのは自信がない証拠だって、いつもあざらしくん言ってるし。
あざらし●それは、おまえに対して言ってるの!! すぐに、「○○さんも言ってたんだけどさ」から話し始めるから、その時点で話す相手に失礼だろって怒ってるの。「誰も賛同してくれないけど自分はこう思うんだよ」という話だけをおれに話せって言ってるんだろ!!
ぶぶまる●なんでぼくが攻撃されないとだめなのさ。
あざらし●人のことを攻撃するからだろ。
ぶぶまる●ぶう。本を出したいんなら、出しちゃえばいいんじゃないの。
あざらし●そうだね。いい旅だって、最初は500冊とか1000冊から始めたんだから、まずは自費でできる範囲のものを作るといいよ。株式会社シナノとか、web入稿だったら格安で冊子印刷してくれる会社がいっぱいあるから、まずは理想を捨てて、できる範囲のクオリティで見切り発車することが大事だと思うな。
ぶぶまる●それこそ新十津川の寺子屋とかにお願いして置いてもらえばいいし。
あざらし●今、39歳なんだね。おれだったら30代の締めくくりに出すね。何月生まれかわからないけど、今日から作りはじめて40歳の誕生日の前の日に発行するといいと思うよ。
ぶぶまる●いい旅書房でも扱ってあげたらいいんじゃない?
あざらし●それはアリかもね。続いては音更町のしゅっぽーさん(50歳)から。
「はじめまして、あざらしさん。あざらしさんの事はHBCラジオで知りました。道内の色々な温泉を紹介していただき、アナウンサーの方とのやり取りも楽しいです。さて、私は始めてから19年間となる鉄道おもちゃの「プラレール」を趣味としております。現在、鹿追町図書館で、たたみ6畳くらいの大きさで展示しております。地元や帰省、観光で来られたお子さんたちに大変好評いただいております。是非見に来て下さい。期間は7/23~8/23までです。よろしくお願い致します」
ぶぶまる●8/23までって・・・、もう終わってるよーっ!!
あざらし●本当だ。せっかくの初投稿なのに申し訳ないことをしてしまったよ。それにしても6畳分のプラレールってすごいな。自分の世界観を表現できるよね。
ぶぶまる●でもさ、「地元や帰省、観光で来られたお子さんたちに大変好評いただいております」って自分で書くかなぁ。ぼくなら書けないな。
あざらし●だから、せっかくの初投稿の人に噛みつかないの!! 性格悪いぞ、おまえ。「いいね」を押すように要求してくる人間の次ぐらいに性格悪いぞ!!
ぶぶまる●だって、模型とか興味ないんだもん。
あざらし●あーあ、言っちゃった。バカ。続いては西区のホドリさん(43歳)。
「暑い日が続くと食べたくなりますよね~。ソフトクリームが好きすぎて、あの白&黄色のオブジェを目にするともう我慢できず、フラフラと行く先々で買ってしまいます。買ったはいいけど好みじゃないソフトクリームと出会った時は悲劇です。持ち帰りもできないのでひたすら辛い思いをしながら食べなければいけません。それでも好きな味を求めて食べ続けています。今のところ自分好みの第1位は山中牧場(赤井川)の牛乳ソフトで、2位と3位を競っているのが高橋牧場(ニセコ)とノルディックファーム(遠軽)の牛乳ソフトです。高橋牧場は比較的近場なので食べられる機会が多いのですが、ノルディックファームは遠いため、滅多に口にできません。2位を決めるためにも遠軽まで足をのばし、味の確認をしたい・・・と願っていたところ、先日札幌で「北海道ソフトクリームグランプリ」なるイベントが開催されました。ノルディックファームが出店していなかったことと、公平さに欠けたグランプリの決め方など残念な部分はありましたが、ずっと前から気になっていた山本牧場(中標津)の牛乳ソフトを食べられただけでも行った甲斐があったというものです。山本牧場の濃厚な牛乳で作られたソフトクリームは添加物はもちろん生クリームも一切使用していないにも関わらず、ふわふわと滑らかで口溶けがよく尚且つサッパリとしていて、こんなソフトクリームがあるんだ!と心底驚かされました。好みの面では上記三者には勝てませんが、素晴らしいソフトクリームだと思います」
ぶぶまる●あざらしくんと同じだね。
あざらし●何が? おれ、そういうなんとかグランプリ的な札幌で開催されるイベントって吐き気がするほど嫌いだけど。
ぶぶまる●赤井川の山中牧場のソフトが一番のところだよ。
あざらし●うん。それは一緒だ。あそこのも美味かったよね、オホーツク海沿いの道にあった興部町かどっかのソフトクリーム屋さん。味もそうだけど、近隣の高齢者の集会所みたいになっていたところが最高だったよ。
ぶぶまる●大沼の近くのも美味しかったよ。
あざらし●ああ、へなちょこ旅の途中で寄ったところね。あそこも美味かった♪
ぶぶまる●確かに、不味いソフトに当たると処理に困るなぁ。本当はダメなんだけど、森に向かって投げたりしちゃう。
あざらし●絶対ダメだろ、それは。
ぶぶまる●だって不味いんだもん。悔しくて。
あざらし●せめて、森に向かって投げる時は紙は外してから投げるようにね。それもダメなんだけどさ。続いては東区の秀俊さん(53歳)から。
「アートヴィレッジ杜季へ行ってきました。予約の時はちょっと高いかも、と思いましたが納得以上。目の前に川の露天風呂、窓からの旭岳と山の空気、夕食の茄子の揚げ出しや、朝食のスパニッシュオムレツ、何より宿泊が私たちだけというのがとんでもなく寛げます。ご主人もいい感じに個性的で良いです。温泉番長のお湯は、昔行ったことがある所、残念ながら閉館した所も含め、ちょっとずつ訪ねてやっと24か所となりました。入浴後はビールを飲み、あとは何もしない!!という我が家のしきたりにより、基本は温泉宿の泊まりのみ。番長の足跡くらいは見ているかもしれませんが(色紙とか)、背中は見えそうもありません」
ぶぶまる●いいなぁ。アートヴィレッジ杜季、ぼくも泊まりたいよ。
あざらし●内藤時彦さんはいい意味で変態だからね(笑)。写真もピアノもプロ級で、料理の腕も素晴らしいけど、やる気がない。そこが気が合うんだけどさ。
ぶぶまる●「温泉番長」の新しいの、いつ出るの?
あざらし●全部撮り直していて、あとちょっとで全部回り終わるんだけどさ、家庭の事情で7月から全く取材ができなくなっちゃったんだ。いい旅17だって取材は90%以上終わってるし、へなちょこ旅なんて300%ぐらい取材終わってるからね。
ぶぶまる●だったら、さっさと出しなよ。
あざらし●本を作る時間をくれたら出せるよ。
ぶぶまる●ぼくと遊ぶ時間は削ってほしくないなぁ。がんばれーっ、がんばれーって旗を振りながら応援するから出しなよ。
あざらし●そんなことされたら気が散って余計にできないでしょ。最後は鹿追町の鉄路の旅人さん(57歳)から。
「温泉はやはり最高! 7月から働き始めた『かんの温泉』の話です。仕事が終わると毎晩、男女が入れ替わる温泉に入れる…至福の瞬間です。浴槽ごとに源泉が違うので必ず全ての浴槽に浸かります。さらに休館日には近所の野営場にある『鹿の湯』に出掛け野天を満喫。うーん、正に温泉天国です。ただ、温泉旅館の運営側として働くには向き不向きがあるようで、2軒目にしてようやく悟りました。自分は全く向いてない!温泉は客として浸かる、楽しむのが一番良いと。と言う訳で1カ月と1週間で『かんの温泉』を退職致しました(汗)。因みに近場の温泉では糠平温泉中村屋、芽登温泉、北見温泉ポンユ三光荘に行きましたが、それぞれの良さがあり、とても素晴らしかったです。改めて北海道の温泉の奥深さを感じました。なので『かんの温泉』にも、今度は客として是非訪れたいと思っています」
ぶぶまる●もう辞めちゃったんだ。なんだかお騒がせな人だね。
あざらし●そう言うなよ。いろいろあったんでしょ。
ぶぶまる●せっかく、かんのにいるのに、キャンプ場の鹿の湯に入って喜んでいる時点で温泉好きとは思えないし!!
あざらし●まあね。かんの温泉の精神的な血脈が途切れた証拠だよ。昔のスタッフだったら、自分たちで源泉を探して、湯舟を自作して、命名して、温泉そのものを作っていたから、死んでも鹿の湯には入らなかったと思うな。
ぶぶまる●ぷぷぷ。やっぱり、あざらしくんの方が辛口だ♪
あざらし●だから、投稿が少ないのかな。まいったな。にゃはは。
ぶぶまる●こんな辛口のあざらしくんでもいいよって人は下の応募フォームから投稿してね。なんでもいいので待ってるよ!!