●アザラシさんの『いい旅研究室』との出会いはニセコの五色温泉旅館でした。本州では絶対出会えない心暖まる、そして人情溢れる確かな情報。正に「どはまり」状態です。『正しい温泉』に拘り、道南や道央の温泉を巡る日々。そして足を伸ばして巡りあったのが『かんの温泉』でした。ホントに偶然でした!今の職場、名前だけ高級旅館『坐B林』に失望していた私の目の前に現れたのが新生『かんの温泉』です。アザラシさんの知る昔の『かんの温泉』でないことは分かっていましたが、それでも魅力的な様々な温泉、そして心暖まる接客。そんな『かんの温泉』に転職する事ができたのは正に縁としか言い様が有りません。現オーナーの勝海社長は一見すると穏やかな口調、静かな印象ですが、一本芯の通った正に『男』です。アザラシさん、是非また『かんの温泉』にいらして下さい。ぼくは7月から働きますが、新生『かんの温泉』ならではの『おもてなし』ができるよう気張りたいと思ってます。【鉄路の旅人さん(倶知安町/57歳)】
ぶぶまる●ぶひーっ。坐忘Rって、そんなにダメなんだね。クオリティか何かに、インバウンドに人気の宿って紹介されていたよ。
あざらし●そこじゃないだろ、この手紙の大事なところは!!
ぶぶまる●でも、Z忘林のスピタリティが、かんの温泉以下って、衝撃じゃない?
あざらし●だから、今はそれはどーでもいいことだろ。
ぶぶまる●行くの? かんの温泉?
あざらし●行かないよ。実はつい先日も然別峡の野天風呂に入りに、かんの温泉のすぐ目の前まで行ってきたんだけど、あえて立ち寄らなかったさ。
ぶぶまる●いいなぁ、勝手に行ってきたんだ。
あざらし●「もう山の中の温泉はいやーっ」ってつい先日叫んだのを忘れたのか?
ぶぶまる●だって、岩間温泉に行く林道が怖かったんだもん・・・。
あざらし●然別峡だって、鹿追町で林道を閉鎖しているから、キャンプ場から歩きでしか行けないんだよ。
ぶぶまる●だったら行かなくてよかった♪
あざらし●おれは新規開店とかリニューアルとか経営者交代・・・とか、やる気満々の温泉宿には全く興味がないから、最低でも5年ぐらい頑張って、理想と現実の折り合いをつけたころに、ふらっと遊びに行くとするよ。ゆうこうさんが追い出される前のかんの温泉が死ぬほど好きだったからね。
●支笏湖畔で日帰りキャンプに参加してきました。キャンプ好きな友人がテントやタープなど全てを整えた後にバーベキューに加わるというお気楽スタイルです。炭火で焼く肉や野菜は格別の味わいで、ウィンナーもプリップリで香ばしく、ビールをたらふく飲んで幸せな一時でした。夕日が沈む湖を眺めながら、温泉にでも入ってそろそろ帰るかぁ?なんて夫と話していたら友人の一人がぽつりと言ったのです。
「丸駒は15時までだぞ」
知らなかった!いつの間に、そんなに早く日帰りが終わることになったんだ?そもそも丸駒温泉は高いからそんなに好きじゃないけど、ついでだから行こうか、くらいの気持ちだったのに・・・入れないとなると何だか悔しいです。勝手なもので、宿泊する身であれば日帰り終了15時は大歓迎なんですけどねー。宿泊者を重視する宿になったということはホスピタリティも良くなったのかもしれませんね??【ホドリさん(西区/43歳)】
ぶぶまる●いい旅って、一回も丸駒温泉を紹介したことないよね。
あざらし●いい旅どころか、ラジオ、雑誌、新聞、温泉番長でも一回もないよ。それどころか、丸駒温泉や豊平峡温泉がいいって書くやつって全員バカだと思っているからね。
ぶぶまる●豊平峡が最悪なのはわかるけど、丸駒は頑張ってるよ。ぼくの母親を連れていった時も、すごく感激してたし。
あざらし●その話は聞きあきたよ。おまえが普段、滝本とかビューホテルとかバイキングのホテルばかり連れて行ってるから、それと比べたらよく思えただけのことだろ。もっと、マシなところに連れて行ってやれよ。
ぶぶまる●大きいホテルに飽きたから、小さいところに連れていってあげたかっただけだよ。
あざらし●丸駒って56室もあるんだぞ。十分にでかいだろ!!
ぶぶまる●滝乃家は?
あざらし●滝乃家はジャスト30室。銀婚湯も30室。丸駒の56室はその倍だろ。おまえの好きなオソウシ温泉は5室だよ。しかも一人旅割増がなくて、一人で泊まったも1泊2食8000円なので、5人で満室の日も珍しくないのだよ。そういう良心的な小規模湯宿と比べたら、丸駒は十分にでかい。小規模湯宿とは言えないね。
ぶぶまる●銀婚湯やオソウシ温泉は遠いし、滝乃家は高いから、距離とか値段を考えたらちょうどよかったの!! 安くていい宿は全部札幌から遠いんだもん!!
あざらし●結局、ホスピタリティとか規模じゃなくて、予算と距離だろ。そういう意味じゃ、近くて部屋食で冷凍食品完全不使用オール手作りのホテル山水がなくなったのは大損失だよね。
●閉館してとても残念に思っている温泉宿Myベスト3です
1位:山田温泉・・・洗い場はシンプルで湯温もわたしには高めだったけど長い時間はいって大丈夫な温泉でした(連泊もしました)。水が美味しくて必ず手持ちのボトルにもらって帰ってました。山菜の天ぷらがいつもとても美味しかった(山菜天ぷらもMyベスト1位でした、何度聞いてもその日の山菜名を全部は覚えられなかったけど)。
2位:鯉川温泉・・・タバコ臭かったり2階の廊下が鶯張りだったり、気になることはあったけどお湯よし、水よし、部屋で出されるご飯もいつも美味しくて食べきれない少食の自分がとても残念なくらいでした(もちろん必ず水はもらって帰りました)。
3位:ホテル山水・・・お湯はもちろん、アットホームなサービスが大変心地よく北海道最終日の常宿といっても過言でないお宿でした。わたしは肌が弱く、入浴後のケアを心配しないで入れる温泉は貴重な存在です。(硫黄泉、アルカリ泉はOUT)「閉館して残念な」という冠を取ってもこれまでの国内温泉で1位、2位の宿でした。温泉番長のあざらし様、北海道で現在でも入れる山田温泉に似たような泉質の温泉をご存知でしたらぜひ教えてください。新たなMyベスト温泉、温泉宿を見つけたいです。【しじにゃんさん(東京都/59歳)】
あざらし●山田温泉が好きなしじにゃんさんに合うのはセトセ温泉だろうね。風情、泉質、立地など通じるものが多いはずだよ。ただし、食事は出ないので、自炊に挑戦する覚悟があるかどうかが試されるけどね。
ぶぶまる●山田温泉はどうなったの?
あざらし●先週、見に行ったら、再開のための工事をしている気配は全くなくて、フキに囲まれていた。浅野さんが生きていたら、採りまくるのになぁと思って眺めてきたよ。何年ぶりかで幌鹿峠が開通していたのにはぶったまげたけどね。中国人を乗せた観光バスが糠平側から然別湖に向かって激走していたけど、あの湖畔沿いの道をバスは走らないでほしいなぁ。
ぶぶまる●そういえば、あざらしくんの小説、山田温泉が舞台だよね。
あざらし●うん。「温泉の神様の失敗」に入っている「世界で一番美しいメロディ」という話。「世界で一番美しいメロディの話をさせてください」という書き出しで始まるんだよ。
ぶぶまる●ふーん。
あざらし●初めて聞くって顔だね。さては、読んでないな、おまえ。
ぶぶまる●もう忘れちゃっただけだよ。なんか、あれでしょ。悪魔とか神様とか出てきて闘う話。
あざらし●おれなりの温泉文学のつもりなんだけどなぁ。
ぶぶまる●うん。という具合に、あざらしくんが愚痴ったり、噛みつきまくるので(笑)、みんなも、なんでもいいから旅の話を送ってね。人生相談でもいいよ。じゃあねぇ!!
誰でも参加型コーナー
なんでもどーぞ!!