002:奥尻島の温泉ホテル緑館の思い出byひなこ(38歳)

あざらしさん、ぶぶまるさん、彼氏と初めての旅行へ行った時の、ちょっとエッチな思い出を聞いてください。4年前のわたしの誕生日の事です。行き先は奥尻島でした。生まれて初めての奥尻島、初めての離島です。
札幌から瀬棚へと走る車の中で、彼の左手は、わたしの太ももの上でうごめいています。街中を離れていくと、彼の手はだんだん大胆に太ももからスカートの中に入っていき、とうとう下着の中に侵入してきました。人どおりが少ないとは言え、たくさんの対向車とすれ違います。見えてしまう、恥ずかしい気持ちとはうらはらに、もっと触ってほしいと足はどんどん開いてしまいます。表情も普通にしていなければと頑張りましたが、うまくいきません。そしてとうとう長いトンネルの中で、いかされてしまいました。
 彼は一度の絶頂では許してくれず、結局瀬棚のフェリーターミナルに着くころには汗だくになり、助手席でぐったりとしてしまいました。
フェリーでは飛んでくる海猫にえびせんを投げました。すっかり濡れてしまった下着が冷えて肌に張り付いていましたが、潮風が気持ち良かったです。
恥ずかしかったのが夜、ホテルに戻り、温泉に入った時です。昼間にかつてないくらい触られ過ぎたせいで、身体を洗うときに変に敏感になってしまっていたのです。泡のついたスポンジで胸や足の間を擦るたびに、ぴくぴくと反応してしまいます。人気の無い女湯で、誰か来たらどうしよう、と一人であたふたしてしまいました。あ、宿泊した温泉ホテルはもちろん、いい旅を参考にして決めましたよ。
岩山の上に建つ赤い神社や、ウニがたくさんいる岩山、彼の寝起きの顔など、初めて見るものが沢山で、とても素敵な旅行でした。家に戻ってからも、触られ過ぎた身体はしばらく敏感になっていて、それも嬉しかったです。
 末筆になりましたが、あざらしさん、ぶぶまるさん、まだまだ寒い日が続きますので、風邪などひかれませぬようご自愛くださいませ。