●皆様、いかがお過ごしでしょうか? 福祉の仕事をしているので、自宅待機とかはなくて、普通に毎日仕事でコロナ対策に追われているイベント音響担当スタッフのマサーシです。いい旅読者の皆様は、みんな健康で過ごしていると信じております。
●さて、だいぶ地元釧路での生活も慣れてきましたが、予想より仕事が大変で、休日の24時間のうち、起きて活動しているのは6~7時間、仕事がある日はメシを食べて眠り、起きて仕事に行くことの繰り返し……。とはいえ、今は普通に働けていることは本当に幸せなんだろうな、って思っています。
●休日は大概、温泉に行き、釧路名物のブランチなのですが、ラーメンをあまり食べていないことに気付きました。道央圏の皆様、「釧路ラーメン」は、メジャーなのでしょうか? 旭川や函館に比べると、我が地元の釧路ラーメンは名物ながらも知名度は低いように感じています。
●釧路ラーメンの大雑把な特徴は、透き通った醤油味のスープに、細縮れ麺、ネギやチャーシューがシンプルに乗っかっていることです。ラーメンなのに胃もたれしないぐらい、本当にあっさりした感じの、昔風のラーメンというのが特徴ですかね。
●あと、大抵の釧路ラーメンのメニューにワンタン麺があるのが気になります。札幌ではあまりワンタン麺を出すラーメン屋はなかったような気がします。で、この前、久しぶりに昼にラーメンが食べたくなりまして、ワンタン麺の大盛りを食べに行ってきました、白糠町に。
●白糠町は飛び地合併した釧路市の間に挟まれた町です。漁業、特に、ししゃもが名産になりますかね。山あいに行けば焼酎「鍛高譚」の原料のしそを生産している感じですが、実は、美味しそうな食べ物屋さんが数軒あります。中でも!「老麺やはた」のラーメンは釧路ラーメンの特徴が出ている人気店です。開店は11時ですが、11時20分頃ですでに満席でした。で、早速頼みましたよ、醤油ワンタン麺の特盛を。
●ラーメンに入っているワンタンは「ツルッとした薄皮なのに、食べるときは破れず、口の中で破れる」のが理想ですが、ここのワンタンはまさにそれを体現しています。特盛の丼はすごく大きくて、洗面器のよう…ですが!食べ始めたら、そこは細縮れ麺。もうあっという間に食べられます! まぁ、逆に言いますと、早く食べなければ、細縮れ麺が伸びちゃうので、ながらスマホではとてもじゃないけれど食べられません。特盛はスープ、麺が2倍のはずですが、7分半ぐらいで完食しました! ごちそうさまでした!
●「やはた」は白糠駅のすぐ近くにありますので、是非、調べて行ってみていただければ、と思います。
●白糠には他にも、洋食系の店(平日しか営業していなさそう…)や、高く盛り付けられた天丼が有名な店、釧路の定番の東屋のそばもあり、夏季であれば、ちょっと内陸部に行くとチーズ工房やめん羊牧場など、まだまだスポットがたくさんある模様です(あとは皆様で調べてみてくださいね)。道の駅恋問館も名物の豚丼が美味しくて大変良いので、もし、釧路や根室に行く際、この記事にある白糠町を思い出したら、是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
●余計なお世話ですが(決して誹謗中傷ではございませぬ)、日が暮れて真っ暗になってからだと、やっている店が急に減ってしまい、目的地に急ぐ気持ちが強くなって素通りしちゃう可能性が高いので、明るいうちに行ってみてくださいね。札幌方面からだと、右手に海岸線を見ながら、のんびり釧路に向かうことができます。
●甘いものが好きな方は是非、白糠町から釧路動物園に行くように、カーナビを設定してみてください。動物園の手前にある、「山花マルシェ」では阿寒ポークやジンギスカン、地物の野菜も置いてありますが、なによりたくさんの種類のシフォンケーキが売っていて、中でもホイップクリームにいちごやフルーツがサンドされているケーキが死ぬほど美味しくてオススメです。
●釧路市内 → 白糠 → 山花マルシェ → 釧路市内 と巡っても、だいたい3時間半から4時間ぐらいで回ってこられて、運が良ければタンチョウにも会えるかもしれないドライブコースです。温泉に行くには山花マルシェから釧路湿原展望台に向かって行き、さらに少し走れば鶴居村にたどり着くので、そこで入れますよ!コロナがもう少し落ち着いたら、是非行ってみてくださいね!
マサーシでした。