029:釧路はB級グルメの街だったbyマサーシ

どうも皆さんお久しぶりです!あざらしさんのイベントスタッフのマサーシです。
実は、わたくしマサーシは札幌を離れ、8月から地元である釧路で生活を始めました。特に何か大きなことがあったため、というわけではありませんが、まあ、両親もそれなりの年齢ですし、自分自身も色々思うところがあったのもありますが…。
地元に戻って色々感じたことをとりあえず浅めに色々お伝えさせていただきます。
【釧路って、こんなに小さな街だっけ?】
ぼくは高校までしか地元におりませんでしたので、あまり知ったかぶりはできませんが、これまでも年に1~2回は地元に帰省していたので、中心部が衰退し、郊外の大型店舗に人が集まっているのは知っていましたが、今自分の住んでいるエリアにはギリギリ徒歩圏内にコンビニが3件あるだけで、スーパーも銀行ATMもクリーニング屋も交番もありません(郵便局は辛うじてあります)。そして、今住んでいる場所の土曜日曜の車の少なさも驚きのレベルでした。先日は釧路の元メインストリートである北大通に出るまでに、3台しか対向車とすれ違いませんでした。なんでも郊外店に集中すると、それ以外の地域は本当に寂しい感じですし、何より、通勤時に学生さんがほとんど家の近所では歩いていないんですよね…。
【食べ物について】
札幌にいた時から「食べ放題」「大盛り」というキーワードに弱かったぼくなので、釧路では美味しい海産物を想像していましたが、正直、仕事終わりで魚を焼いて食べれるのは残業なく早めに帰れたときに限られますし、定食屋さんとかでも、それなりの値段での提供なので、実はあまり食べていません。海産物で言えば、好物のクジラの刺し身が解凍じゃないものが売っているので、それは本当に美味しかったです。
そのかわり、お弁当屋さんのザンギ弁当がものすごいんです!幼稚園児のげんこつぐらいの大きさのザンギが4~5個ついて大体600円ぐらいなので、女子の完食は相当ハードルが高いです。
あとはそば屋がやたらと多い! 東家総本店から暖簾分けした東家の分店も含めると、もうかなりの数ですしそれ以外のそば屋も沢山あります!自分も早速1件、お気に入りをみつけてしまいました。
最後に取り上げるのは、やはりスパカツ!発祥の店ももちろんいいのですが、最近はネットやテレビで取り上げられすぎて、いつも混んでいるため、小さな洋食屋さんでよく食べていますが、ボリュームと、焼いた鉄板の上にのっているスパゲティーとミートソースのはね上げは、いつ食べても心が上がります! なかでもスパカツはスパゲティーミートソースにとんかつが一枚乗っているという、メタボ飯の代表みたいな危険なやつです。ぼくがよく行くお店では大盛りにすると追いミートソースが熱々で付いてくるという素晴らしさ! あの、魔法のランプのような器に入って熱々で付いてくるのです!
【好きだった近場の温泉は2軒とも閉店】
温泉のことは引っ越す前は特に心配していませんでした。民宿つるい憩いの家かや沼があるから仕事終わりで行けるでしょう、と思っていましたが、なんと2軒とも今年の3月で廃業しているではありませんか!鶴居はまだ、グリーンパークなどがあるのでいいんですが、かや沼はかなり残念で、さらには温泉もかなり離れてしまうんです。そこで、便利なスマホで検索すると、味幸園という焼肉屋さんみたいな名前がヒット、とりあえず言ってみると、ポツンと温泉がありました。昔は宿であり、宴会なんかもやっていたとのことですが、今は日帰り入浴1本でやっているとのことです。温泉は露天風呂もなく、内湯が2個(男湯の話ですが)。そこに出し惜しみしない濃いめのモール系の湯が十分に注がれていて、湯舟からは常にお湯があふれ、シャワーからも源泉という、超素晴らしい感じの温泉なんです!ただ、ここもあの例のヤツ、自動入浴券売機がデン!と置いてありますが。入浴後は本当に汗がひかないので、体感的に相当いい温泉です! ただ冬は行くのがちょっと大変かも…。釧路から味幸園までの道路はいつ鹿が飛び出すかわからず、道中も緩い峠道が常に続くような感じですので、皆様もし行かれる際は十分にお気をつけくださいね。
とまあこんな感じで、釧路での休日もそこそこ楽しめています。もしかしたら、ホームページが更新されて、この文章が皆様にお目見えするときは夏タイヤでは最後に行く阿寒・川湯日帰り温泉ツアーの最中かもしれません。もちろんこれからも、なんか楽しいことをやりながら、頑張って本業の仕事も充実させて行く予定ですので、また機会がありましたら報告させていただきますね!
最後に写真を2枚。1枚目は釧路にゆかりがある石川啄木の銅像ごしの釧路川。羅臼にあった森繁さんの銅像はカモメからのいただきもので頭と体が真っ白でしたが、啄木氏はしっかり入浴の機会があるようで、そちらよりはだいぶ小綺麗でした。

2枚目はいつもお天気カメラで撮影されているアングルより少し海沿いの釧路川。今の時期は夕日目当てに観光客の方々が幣舞橋の上から撮影していますが、個人的には橋がきれいなので橋も写真に入れたほうが良いと思います。それでは、また!

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