011:カピバラに会いに行こう!byむっちー

石狩番屋の湯カピバラがいるって知ってました?
えー、なーんだ。みんな知っていたのですかぁ。でも、最近の一番の楽しかった出来事だったので勝手に原稿を書き進めますよ。
先日、母親と姉夫婦と一緒に茨戸でお墓参りをしたあと、石狩市親船にある明治13年創業の金大亭でちょっと贅沢な一番安い3,000円の石狩鍋のコースを食し、古い建物や風情に、そして歩くと床がフガフガする畳に驚き、楽しい気分のその流れで、近くの番屋の湯に行こー!となったのです。
久しぶり♪と思いつつ番屋の湯の受付まで行くと、なぬっ!?カピバラがいるって??何それー。ここまでの道、「うちにはカピバラくんがいるんですよ」「温泉カピバラ珍しいから是非!」みたいな幟や案内も全くなかったので、サプライズ!!
温泉とカピバラに癒される~は結構ウリなのにね。なんてブツブツ思いながら、大浴場に向かう途中の中庭に大浴場のお湯と同じ茶褐色の湯に浸かって気持ちよさそうにしているカピバラが2頭。2匹なのかな。ねずみだもんね。すばしっこいだけがネズミではない。おっとりとしたイメージのカピバラくんが走ってるのって見たことないもんなー。でも、ともかく、かわいい~(*>ο<*)
温泉に浸かるお猿さんは見たことあるけど、温泉に浸かるカピバラはなかなか見れないよ。母や姉らとは別にわたし一人だけガラス越しにカピくんたちをしばし観察したのでした。
説明文を読むと、どれどれ?男の子の番くん(番太郎)で女の子の湯姫(ゆき)ちゃんか。背中の黒いほうが番くんだって。あれ、ネズミなのにシッポはないんだ。
せっかくなので、受付のお兄さんにも聞いてみた。番くん湯姫ちゃんは、「今2才くらいで、番屋の湯に去年の4月にやって来たので、ちょうどココにきて1年になりますね。」
「カピバラくんたちはレンタルではないの?」というヘンテコな質問にも笑顔で明るく答えてくれた。ご安心を!番くん湯姫ちゃん番屋の湯にこれからもずーっと暮らすれっきとした看板カピバラだって(^o^)
あとで調べたら、カピバラの寿命は野性で5~10年、大切に飼われ長生きしたとしても12年位とのことなので、こんな寒い石狩市だけど、温泉に浸かって、長生きして欲しいですねー。
それにしても、ずっとお湯の中に浸かったまま、ほぼ動かん!
たまに頭までお湯の中に潜り、ぷはってまた顔を出す。この日は冬に逆戻りしたような真冬並みに寒い日だったので、温泉に浸かりたい気持ちはわたしたちやお猿さんと同じなのかも。
試しに動画も撮ってみたけど鼻の穴の開閉のみの動きで静止画かい!と一人つっこみしちゃうほどジーっと湯に浸かっていて、気持ちがよいのねってことはなんとなく表情で伝わってきた。
湯上りに、またガラス越しの椅子に腰掛けて、先ほどの絵と間違い探しをすると左の角隅っこから右側の隅っこに移動しただけでした。
温泉目的で来るもよし。カピバラに会うことが目的であってもよし。さぁ、石狩番屋の湯番くん湯姫ちゃんに会いに行こう!!