042:夕間暮れの木製ホームと1両編成のキハ40

まずは6月20日に出題した鉄道動画クイズの回答と当選者の発表から。応募してくれた13名全員の回答を到着順に紹介するね。
中央区のたらの助ちゃん(46歳)「小樽の塩谷駅、JR函館本線。路線名って、これであってますか?」
白石区のswallowさん(61歳)「函館本線の塩谷駅。山線には跨線橋のある駅がいくつかあります。跨線橋から見える下り線から分岐するわりと長めの安全側線、左手の道路はオーバークロスして小樽へ抜ける道道。鉄路はこの先オタモイへのなだらかな坂道を駆け上がります」
東区の畑ちゃん(57歳)「函館本線の塩谷駅。小樽方面から下る道路と歩道橋でわかりました。今年もフルーツ狩りに行くぞ」
東京都のCoogaさん(56歳)「函館本線の塩谷駅だと思います。味わい深い跨線橋ですね。北海道いい旅研究室18を楽しみにしています。年内の発行はあるのでしょうか?」
音更町の急行ニセコさん(54歳)「函館本線(通称:山線)塩谷駅。私の記憶が正しければ、「複線」だったことはなかったと思います。(見えているのは「安全側線」と思われます)」
北広島市の創成川東2丁目さん(54歳)「函館本線塩谷駅。新幹線が札幌まで開通する予定の10年後、どうなっていることやら。北海道新幹線は何度か仕事で使いましたが、道内区間はトンネルばかりで窓などあってないようなものでとてもつまらない乗り物です。2本目の動画に出てくる後志自動車道も伸長していますしねぇ」
留萌市のアスリートさん(54歳)「函館本線の塩谷駅。利用したことはないです」
静岡県のエデンベベさん(64歳)「函館本線の塩谷駅。シコシコ応募した甲斐がありました。プレゼント当選ありがとうございます」
東京都のリョウくん(29歳)「蘭島駅。山線は未乗なので夏の18きっぷで制覇したい」
北広島市の特宗くん(12歳)「函館本線の塩谷駅。山線の車両がH100になってしまって残念ですが、山線の整理券をゲットするために、一日散歩切符での計画を、練っているところです」
恵庭市のトドさん(66歳)「函館本線塩谷駅。今回のはわかりやすいですね。下り線の使われていないのは安全側線です。それから前回の宗谷線北星駅のコメントで私の言いたかった事は、糠南駅等の仮乗降場は駅として全国的には認められておらず駅になったのは昭和62年からだからですよ。仮乗降場は管理局が設置し運賃は次の駅までの分を支払うことになっていました。だから北星駅のホームを見てコメントしました。ちなみにわたしの父親は元国鉄の保線職員で旭川鉄道管理局管内の問寒別、遠別,丸松、松音知、北母子里、紋別に勤務していました。また、兄はJR東日本に勤務していました。鉄道の知識は一般の人よりも詳しいです。念のため」「コメント訂正です。下り線の使われていないのは安全側線と言いましたが、旧貨物ホームのための引上げ線ですね。失礼いたしました。ただ古いタイプの構内にはけっこう安全側線がありますよ。何回も送信してすいませんでした」
南区のhasiさん(46歳)「函館本線の塩谷駅。H100で山線と判断。右下の路線、岩内線かなとも思ったのですが、年月的に既にレールが剥がされているはずなので塩谷駅に行き着きました」
豊平区の俊和さん(48歳)「函館本線の塩谷駅。2001年にカミさん、猫のミーシャと共に札幌へ転勤した際、小樽経由の北斗星に乗りました。特急なのに小樽駅で40分待ちというとんでもないアナウンスと共に、目に入った一つ手前の塩谷駅が小さい事に、『本当に札幌着けるんだよね』と言った不安がるカミさんを思い出しました。でも冬のニセコの単線をゆっくり走る中、食堂車での朝食は時間を忘れる贅沢なひとときでしたよ。あざらしさん、良いクイズありがとうございました。当たっていればの話ですが」
というわけで、東京都のリョウくんだけ隣の蘭島駅と間違えちゃいましたが、あとは全員正解です。蘭島駅の跨線橋は個人的には塩谷駅のよりもずっと好きなので、是非、どちらの駅も下車してみてくださいね。今回の当選は東京都のCoogaさん(56歳)です。おめでとー!!パチパチパチーッ。北海道の鉄道関係の何かを送るので待っててくださいな。
あとね、ふう。鉄道って、知識を自慢したい人の集まりみたいなので、本当はバカなふりして、はいはいって言っといた方がいいんだろうけど、「事実」はハッキリさせたい性分なので、ごめんよ、トドさん。北星駅は一度も仮乗降場だったことはなくて、昭和34年の開業からずっと駅なのですよ。宗谷本線で昭和62年4月1日に仮乗降場から駅に格上げされたのは北剣淵駅、瑞穂駅、智北駅、天塩川温泉駅、琴平駅、糠南駅、上雄信内駅、南下沼駅の8駅だけなのです。ちなみに、琴平駅は平成2年9月1日に、上雄信内駅は平成13年7月1日に、智東駅と南下沼駅は平成18年3月18日にそれぞれ廃止されたことも含めて、仮乗降場から駅への昇格年月日などは「いい旅」に詳しく載っているので、無料のwebだけじゃなくて、死ぬほどきちんと調べて取材していることを誇りに作っている本の方も読んでくださいね。あと、トドさんのご明察の通り、塩谷駅の引き込み線は安全側線でも保守用側線でもありません。みんな、いろいろ教えてくれてありがとうね。これからもよろしくたのむぜ。
というところで、新問題です。これが、我ながらいい映像なのだよ。夕間暮れの木製ホーム。カンカンカンという警報音に続いてアナウンスが流れて、しばらーくしてから、見えてくるのよ。ヘッドライトがふたつだけ。そう、上にふたつだけということはキハ40くんさ。1両編成の40、しぶいなぁ。近づくと708番。ということは昭和52年から57年の間に製造された150台のうちの8台目、おそらく昭和52年車なので現在43歳かぁ。頑張ってるなぁ。というわけで、この駅は何線の何駅でしょうか?という問題です。
わかった人は動画の下の応募フォームから参加しておくれ。締め切りは7月13日(月)の13:00です。発表は7月18日00:01の更新分で。抽選で1名に何か素敵なものをプレゼントするので、どんどん応募してねー。