063:幻の道道とやらを走ってきたよ

前回、書店でのイベントができないので、せっかくイベント慣れした精鋭スタッフたちの出番がないのだよ、と、愚痴ったら、いるんだね。ちゃんと反応してくれる書店員さんが。
函館蔦屋書店のF島さんから、だったら12月にやりませんか、というお誘いメールが届いたのです。お誘いするだけじゃなくて、F島さん、12月5日で仮押さえまでしてくれているでないの。うむむむむ。困ったな。函館蔦谷書店は以前、双葉文庫の「函館本線へなちょこ旅」の発売記念イベントをさせてもらった時はとても盛り上がったし、F島さんは鹿部温泉での打ち上げまで参加してくれたりして、とっても楽しかったので、気持ちは死ぬほど嬉しいんだけど、函館競馬でも開催していたらそれをエサにすることもできるんだけど、とっくに終わっているので12月の忙しい時にスタッフたちが集まってくれるかわからないし、おいらの気持ちも「今年はイベントを一切しない」で固まっていたので、うむむむむと困ったわけですよ。
そこで、おいら、ずるいことを考えたのさ。さすがに12月はスタッフが集まらないので、また今度お願いします、と、スタッフたちのせいにしようと思って、スタッフ15人に「競馬のない函館イベントに1泊2日で自腹参加する人なんていないよね・・・」とメールを流したら、なんと、返事が来た13人中11人から「参加しまーす」という返事が速攻で戻ってきたんよ。えええっ。なんだい、みんな、泣かせないでおくれよぉ。もう。やるしかないでしょ。というか、密を避けるためにオーディエンスは30人に人数制限するのに、スタッフが11人も居ていいのかいな。まぁ、距離を取ればいいか。それが海豹舎流だからね。みんな、ありがとね。ちょっとしたクリスマスプレゼントを人数分用意したから、自腹で手伝いにきておくれよ。
というわけで、イベントの詳細は次回更新(10/24)時にお知らせするので、道南方面在住のみんなはとりあずカレンダーの12月5日に○しておいておくれ。
今回も温泉でも鉄道でもない動画を一本。秋の一か月だけ開通する幻の道道を走ってきたので、その車窓動画です。東川町を走る道道1116号線のうち東川北7線ゲートからチョボチナイゲートまでの12.4kmは2012年に開通したんだけど、地滑りの恐れがあるため開通直後の10月から2017年9月まで5年間通行止めとなり、以後も毎年9月上旬から10月上旬の1か月しか開通しない「幻の道道」になったわけで、今年は10月8日までの開通・・・ってことはもう終わっちゃったのねん。でも大丈夫。あんたのかわりにおいらが走ってきたので、動画で堪能しておくれ。
フロントガラスが汚いのはいつもの通り。いや、もちろん、キレイにして現地に向かうんだけど、途中、虫たちが激突しては部分油膜と化していくのだよ。天気はピーカン。8分18秒ワンカットの大長編です。そうそう、7分30秒ぐらいでシマリスが目の前を横断するのが可愛いよ。ではでは。