059:フリースタイル45が出たよ!!

「フリースタイルは不定期刊じゃなくて季刊誌です」と、フリースタイルをひとりで編集発行している吉田保は結構ムキになって言うけど、先週発行された「フリースタイル45」は今年1冊目だったりするので、そろそろ不定期刊仲間の一員であることを認めていただきたいものだ。死んでも認めないだろうけど。
その「フリースタイル45」の特集は「短編ミステリとは何か」。謎解きもないし、探偵も出てこないのに「ミステリ」として世に出ている小説の歴史と謎を解く特集だ。なにゅ? ミステリには興味がない? 大丈夫。おいらも同じ口なので。
フリースタイルは連載や常連の執筆者が素晴らしいのだよ。「北海道いい旅研究室」だと連載や常連執筆者は温泉宿のおやじだったり羊飼いだったり喫茶店店主だったりするんだけど、フリースタイルはすごいよ。片岡義男、亀和田武、中森明夫、山上たつひこ、鏡明、いしかわじゅん、吉田豪などなど(敬称略)。あと、舘浦あざらしもね。すごいでしょ(笑)。
ああ、でも、いかんな、おれ。ビッグコミックオリジナルでジョージ秋山と同じ目次に名前が載ることにも、フリータスイルの目次で片岡義男と名前が並ぶことにも、だんだん慣れてきているよ。いかん、いかん。死ぬほど感激していた最初の頃の感情を忘れちゃいかんぞ、おれ。というわけで、今回は角川春樹と連れションをした時の話を書いたので、読んでみてね。そうそう。わたせせいぞうの「ハートカクテル」の広告がいいのだよ。いいなぁ、わたせせいぞう。一枚のイラストが胸をキュンってさせるのって、素晴らしいよね。「ハートカクテルルネサンス」買おうっと。「フリースタイル45」はフリースタイルから888円+税で発売中です。



いい旅書房で「函舘本線へなちょこ旅4もうすぐ発刊記念キャンペーン」を実施中です、というお知らせをひとつ。
2020年8月15日~9月6日の期間中、いい旅書房で税込み3500円以上(B本、CD、木彫含む)買い物をした人に、もれなく、双葉文庫の「函館本線へなちょこ旅」1~3のうちお好きな一冊を著者サイン入りでプレゼントするという太っ腹企画です。
プレゼント希望の人は必ず備考欄に希望巻数を書いてくださいね。
例:へなちょこ旅2希望
キャンペーン期間中でも、用意した文庫本がなくなり次第終了させていただきます。
ちなみに、「函舘本線へなちょこ旅4」は本文の原稿はとっくに書き終っていまして、現在は本文以外のページの執筆と、本文の校正中。それが終わったらイラストを描いたり、写真を選んだり、表紙を作ったり・・・です。しばしお待ちを。

今回も最後にとっておきの動画を一本。今回は馬です。今年の5月、日高本線の取材中に出会った可愛い馬の親子たちの食事中の風景です。風の音とか車の走行音とかノイズがひどいので音声をOFFにして見ておくれよ。アデュー、アデュー。