046:黄金温泉の今年の営業をどうするのか林勝郎さんと話し合ってきたのです

いつもだと「5月1日から営業開始」と言いつつも、フライング客が来ると「せっかく来てくれたんだから、いいよ」と、4月下旬には、なし崩し的に10月末までの半年無休営業が始まってしまう蘭越町の黄金(こがね)温泉なんだけど、いい旅17でお知らせした通り、今年からは蕎麦打ちもやめちゃうし、林さん夫婦は高齢だし、コロナだし、どうなっちゃうんだろうと思って、先日、林さんの自宅に伺ったのです。
元気でした。林さんも千恵さんも。でも、迷っていたんよ。自分の温泉から感染者を出したら申し訳ないのでどうしようと。そこで話し合い。というか説得。黄金温泉は道内屈指の、というか、北海道では闘う相手がいない稀有な炭酸泉だし、羊蹄山とアンヌプリの両峰が見渡せる露天風呂はここだけだし、手作りだし、毎日湯抜きしているし、あれだしこれだしってんで、つまる話が、どこにも似た温泉がない唯一無二の貴重な温泉で、楽しみにしている人が大勢いるので、どんな形であろうと5月1日から営業を始めてほしいと説得してきたのです。
どんな形であろうとも、の部分を具体的に言うと、小規模施設なので、1時間につき男湯女湯それぞれ5人以上が同時に入浴しないように人数制限をする、という方法を提案したんよ。タイミングが悪くて人数制限にひっかかっちゃった人には申し訳ないけど、そんなことでもしないとやってる方も浴客も安心できないと思った次第。
黄金温泉という北海道の財産を一年でも長く営業してほしいので、持続可能なシステムとして、これまでの無休から定休日制にシフトすることも提案したけど、「蕎麦をやめるから、それは心配しなくてもいいよ」とのことなり。というわけで、4月のフライング客は心を鬼にして受け入れないで、5月1日から人数制限をしながら営業する!!という方針でいく予定なので、みんなも協力よろしく頼むね。
あと、そうそう。毎週、野鳥の動画を紹介してきたんだけど、今回からしばらくは「乗り物シリーズ」でいくよ。野鳥ファンのみんな、ごめんよ。乗り物もいいよ♪
今回は2月23日、書店営業のついでに室蘭港で撮影した船の接岸の様子です。なんの船かもわからずに車の中からお手軽に撮影したんだけど、これがなかなかの迫力なのだよ。ご覧あれ。