●3位だよ、3位。うれしいなぁ。と言っても、自分の本のことじゃないんだけどね。
●「本の雑誌」8月号の「2019年上半期ベスト1」を病院の待合室で読んでいたら、1位が横山秀夫氏の「ノースライト」、2位が瀬尾まいこちゃんの「傑作はまだ」で、なんと、3位が亀和田武さんの「雑誌に育てられた少年」だったのですよ。自分のことのようにうれしくなってしまった次第。
●審議委員(ってほど大げさなものじゃないんだけど)の目黒考二さんが「ジャズはわからないし、プロレスはわからない、演劇と喫茶店とSFもよくわからないけど、ものすごく面白い!!」と強く推薦してくれたわけで、実際、おいらも、昔の東京のジャズ喫茶の話とか、全くわからない話題が出てきても面白く読めてしまったので、「よくわからないけど、ものすごく面白い!!」と言う目黒考二さんの言葉は大正解なのでした。
●と、ひとり、病院の待合室で名前を呼ばれるのを待ちながらニヤニヤしていたら、携帯電話が鳴って、なんと、亀和田武さんからだったりして。なんというタイミング。「今、ちょうど本の雑誌の上半期ベスト1を読んでいたところです」と伝えると、亀和田さん、いつものクールな声で「あれは目黒考二の独断みたいなものだからね」と冷めた感じで答えながらも「でも、うれしいもんだね」と照れ笑いしていたのです。
●そうだ、忘れていた。おいら、この本にサインをしてもらおうと思って、ずっと忘れていたよ。今年も一緒に落語を観たり、飲み歩いたりしているのに、肝心なことを忘れていた。先着3人ぐらいなら、みんなの分も一緒にお願いしちゃうので、「なんでもドーゾ」のコーナーのフォームに「亀和田さんのサイン一緒にたのむ」と書き込んでくださいな。
あざらしからの
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