ぶぶまる●ねぇ、ここで新コーナーのアイデアを募集しているのに、今回、ぼくにないしょで新コーナー始めてない?
あざらし●ぎくっ。つうか、なんでいちいちおまえの許可がいるんだよ。そんなこと言ったらすべてのコーナーがおまえに内緒で始めているだろ。
ぶぶまる●まあね。で、今回はなんか来たの?
あざらし●来たよ。江別市の「元林檎並木街の住民」さん(50歳)から。
「あざらしさま、ぶぶまるさま。前々回、今までの特集をもう一度というアイディアが掲載されていましたが、是非なんとか再開・完結して頂きたい企画があります。それはいい旅3号に掲載された「鯉川温泉物語」。3号では昭和7年(1932)までの話で「次号に続く」となっていて、3号以来続きを待つこともう20年になろうかとしています。鯉川温泉が休業してから2年となりますし、何とか再開をお願いします。1号を帯広で買ってからもう21年ですか。ありがたい情報をいろいろ教えて頂きました。1号でいえば麻ほろ、500マイルは今もお世話になっています。これからもよろしくお願い申し上げます」
ぶぶまる●随分丁寧な人だね。育ちがいいのかな?
あざらし●真面目なんだろ。ただねぇ、鯉川温泉物語の続きを書けってのは随分多くの人に言われたけど、あれはもう無理なのさ。
ぶぶまる●どうして?
あざらし●新見温泉も、湯元館も、ホテル山水も、雪秩父も、そして、鯉川も、閉館する時に最後の宿泊客として宿泊して見届けてきたんだけどさ、晩節を汚すってのかなぁ、どことは言わないけど、最後がダメなところはダメだよね。
ぶぶまる●ホテル養老牛みたいなの?
あざらし●それそれ。脅迫状みたいな匿名の葉書が届いたよ。ホテル養老牛のことを悪く書いたあざらしは悪人だ、許さない、みたいなの。
ぶぶまる●だって、ひどい終わり方だったよ。クーポンサイトで暖房代をバカみたくふっかけていたのも見ちゃったし。
あざらし●あれはないよね。おいらは、30数年前、まだ養老牛荘という宿名でやっていた頃からホテル養老牛を見守ってきて、実際、7500円以下で泊まれる~にも、温泉番長にも紹介しているし、永きにわたって目をかけてきたから辛辣なことを言う資格があるんだよ。一度二度しか行かずに良し悪しを決めつけるバカたちと一緒にされたらぶちぎれるってば。
ぶぶまる●あざらしくん、あんまり怒らない方がいいよ。からだに毒だよ。ぶひひ。
あざらし●そんなわけで、鯉川物語の続編は書けないけど、麻ほろと500マイルは今でもおいらが大切にしている2軒だから、これからもよろしく頼むぜ。一周年企画のさらなるアイデアがある人は「なんでもどーぞ」の応募フォームから応募してね。
ぶぶまる●待ってるよー!!
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