●よっ、久しぶりだね。元気だったかい?　おいらは死んでたよ。最近、やっと生き返ったけどさ。そうそう、ビッグコミックオリジナルに載っているのだよ。巻頭カラーの「昭和天皇物語」(亀和田武さん大絶賛!!)からめくっていくと、「釣りバカ日誌」、「黄昏流星群」、「刑事ゆがみ」と過ぎて、「三丁目の夕日」も過ぎて、さらに、ずっと後の方、吉田戦車の漫画のあとに3ページだけエッセイのページがあるのです。そのうち1ページに舘浦あざらしが書いているわけで、今回のタイトルは「草刈正雄さんに謝りたい」。いいタイトルでしょ。読んでねん。
●前回、次は「ぶったまげる発表をするかもね」と書いたけど、ごめんよ。まだ、発表できないのです。いろいろと契約ごとがあるのだよ、大人の世界には。というわけで、次回、12月29日更新の時には間違いなくドドーンと発表するので、待っていてくださいな。すごいんだから。
●おいらと同じ1963年生まれのミュージシャンというと、あれれ、誰だろう。内地の人間はすぐに浮かばないけど、ひとりいるのだよ。沖縄には。ローリー・クック。いい旅読者なら、あのカッコイイエッセイを思い出すはずだ。「it’s a beautiful　day」とか「特別な夏」とか名曲が多いんよ、ローリー。是非、北海道や内地のみんなにも聴いてほしいなぁということで、ローリーのCDを「いい旅書房」で発売することにしました。とりあえず3タイトル。売れるといいなぁ。
●せめて、ローリーの曲がどんな感じか、聴いてみてよ。THE　WALTZというバンドで出してソロ名義でも出している代表曲「週末はA&Wへ」を下に埋め込んだので見てみて。コザの中学校を卒業したあと、単身アメリカにわたって、本場のブルースやアメリカの文化にふれてきたローリーが、沖縄の中でアメリカを感じさせてくれる店、A&Wのことを唄ったアメリカングラフティみたいな一曲です。